メルセデスが、F1スペインGPでのバルテリ・ボッタスのクラッチには何の異常も見つからなかったことを明らかにした。
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バルセロナで先週末に行われた今季のF1第5戦スペインGPでポールポジションを獲得したボッタスだったが、決勝のスタートでチームメートのルイス・ハミルトンに先行を許してしまい、結局2位でレースを終えてしまった。
そのボッタスはレース後、スタート時に“クラッチが奇妙な挙動を示していた”と語っていた。
だが、ウィリアムズのスポーティングディレクターを務めるロン・メドウスは、ボッタスのクラッチに技術的なトラブルは発見されなかったと語り、次のように続けた。
「あれはただポールポジション側のグリップが足りなかっただけだと考えている」
「サポートレースに目を向けても、2番手あるいは3番手や4番手のドライバーがポールシッターよりもいいスタートを切ることもしばしばあるからね」
しかし、メルセデスのチーフレースエンジニアを務めるアンドリュー・ショブリンは、バルセロナでのボッタスの問題に関しては今後さらに調査を行うつもりだと次のように語っている。
「いずれにせよ、今週、それを理解するためにすべての情報を集めて調査することにしている」