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フェラーリCEO「近いうちに解決策が見つかるはず」

2019年05月15日(水)18:15 pm

フェラーリのCEOを務めるルイス・カミレリが、イタリアを代表する名門F1チームは「パニックに陥ったりはしていない」と主張した。

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今季のF1はここまでに5戦が行われたが、その全てでメルセデスが1-2フィニッシュを飾る圧倒的な強さを誇っている。

一方、フェラーリは第2戦バーレーンGPでシャルル・ルクレールが、第3戦中国GPと第4戦アゼルバイジャンGPでセバスチャン・ベッテルが3位表彰台に上っただけで、開幕戦オーストラリアGPと前戦スペインGPでは表彰台すら逃している。

しかし、セルジオ・マルキオンネの急逝を受けて昨年7月にフェラーリCEOに就任したカミレリは『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「パニックなどないよ。私の仕事はうわさがひろまるのを避けることだし、今は結束を固めるときだ」

最近、今季からフェラーリのチーム代表を務めているマッティア・ビノットが今季のフェラーリF1マシンは設計コンセプトそのものに失敗があったのではないかと示唆する発言を行っている。

だが、カミレリはビノットの責任を追及するのではなく、これからも彼を最大限にサポートしていくと次のように続けた。

「彼はきっと解決策を見つけるはずだ。今、2日間にわたって重要なテストが行われているが、我々はすぐに挽回できるはずだと確信しているよ」

「私は水晶玉を持っていないので、いつその解決策が見つかるかを予言することはできない。だが、きっと今回のテストが役立つはずだ」

そう語ったカミレリだが、前戦スペインGPが行われたバルセロナに言及しながら、次戦モナコGP(26日決勝)もフェラーリにとっては厳しいレースになる可能性があると次のように付け加えた。

「(モナコには)バルセロナの第3セクターに似た狭くて低速のコーナーがたくさんあるし、我々は週末を通じてそこで問題を抱えていたからね」

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