ハースが2019年型F1マシンに描かれたスポンサーロゴを修正しなくてはならない状況を迎えるかもしれない。
今年2月、ハースのスポンサーであるリッチエナジーがイギリスのホワイトバイクというブランドを展開するイギリスの自転車メーカーから訴訟を起こされていた。
ホワイトバイク側は、ハースのF1マシンにも描かれている鹿の角をイメージしたようなリッチエナジーのロゴマークが、自分たちのロゴマークをコピーしたものだと主張していた。
そして今週、その裁判の判決が下されたが、それはホワイトバイク側の全面勝利と言えるものだった。
しかも、その件を担当した裁判官は、リッチエナジー社の代表であるウィリアムズ・ストーイが「不正確もしくは紛らわしい」証言を行い、証拠を「ねつ造した」と指摘し、次のように語った。
「ストーイ氏がホワイト(バイク)のロゴを知らなかったと嘘を述べたことは間違いないと判断しています」
「私は、彼ら(リッチエナジー)はそれを知っていただけでなく、直接的かつ故意にそれをコピーしたものと見ています」
リッチエナジーは声明の中でこの判決には「不服」だとし、次のように語っている。
「我々は控訴も含め、すべての法的選択肢を検討している」