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【F1タイヤ戦略】計算上は2ストッパーが最速、しかし実際は1ストッパーを選択か?鍵は路面温度/F1スペインGP

2019年05月12日(日)11:40 am

ピレリがF1第5戦スペインGPの決勝レースのストラテジーを発表した。

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■計算上の最速ストラテジーは2ストッパー
F1第5戦スペインGPタイヤ戦略

計算上、66周で競われるスペインGPで最も速いレース戦略は2ストッパーだ。

その戦略は、スタートから22周目までソフトタイヤで走行し、もう1度ソフトタイヤで23周走行、45周目から最後までミディアムで走行するというものだ。

■1ストッパーを選ぶチーム多数か?

しかし、よくあることだが、特にバルセロナのようにオーバーテイクが非常に難しいサーキットでは、チームはおそらく1ストップを目指すだろう。

理論的に最速の1ストッパーのストラテジーは、ソフトタイヤでスタートして慎重にタイヤをマネージメントしながら27周を走行、ハードタイヤに交換してから最後まで走りきるというものだ。

■トップ10は選ぶことができない戦略

3つ目のプランはミディアム ー ハードという1ストッパーだ。

これはミディアムでスタートしてから30周を走行後、ハードに履き替えて最後まで36周を走りきるというものだ。

しかし、ソフトタイヤでスタートするスターティンググリッドのトップ10は、誰もこれを試すことができない。

いつものように、タイヤの戦略はレース当日の路面温度に依存することになるだろう。特に路面温度はソフトタイヤの摩耗とデグラデーション(劣化)に直接影響を与えることになる。

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