NEXT...F1開催スケジュール

【FP2レポート】ホンダは5番手 メルセデスが5戦連続1-2フィニッシュに一歩前進/F1スペインGP

2019年05月10日(金)23:59 pm

2019年F1第5戦スペインGPが5月10日(金)、バルセロナ-カタルーニャ・サーキット(1周4.655km)で開幕。現地時間15時(日本時間22時)から行われたフリー走行2回目でバルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップに立った。

●【FP2結果】2019年F1第5戦スペインGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

セッション序盤は各ドライバーがここに持ち込まれたコンパウンドのうち中間に位置するミディアムタイヤもしくは一番硬いハードタイヤを装着し、それぞれに最初の走行プログラムをこなしていく。

この段階でもフリー走行1回目でトップタイムを刻んでいたボッタスが速さを見せて同じミディアムタイヤを履いたフェラーリ勢に0.7秒以上の差をつけてトップに立つ。

90分のセッションが開始から30分に近づいたところでまずフェラーリが一番柔らかいソフトタイヤに履き替えて予選シミュレーションを開始。ここでベッテルが1分17秒673を刻んでトップに立つ。しかし、その後チームメートのシャルル・ルクレールがそのタイムを更新。ベッテルに100分の9秒ほどの差をつけてトップの座を奪った。

しかし、そこから7分ほどが経過したところでメルセデス勢もソフトタイヤを装着してコースに戻ってくると、ルイス・ハミルトンがフェラーリ勢のタイムをあっさりと更新してトップに立つ。

しかし、前戦アゼルバイジャンGPで今季2勝目をあげて波に乗るボッタスがすぐにハミルトンのタイムを上回ってトップに立った。ハミルトンもその後自己ベストを更新するが、最終的にボッタスには0.049秒及ばなかった。

セッション終盤はどのチームも決勝を想定したロングランプログラムに移行。結局このセッションはメルセデス勢の1-2で幕を閉じることになった。メルセデスは今季ここまでの4戦全てで1-2フィニッシュを達成しているが、このセッションでは最大のライバルであるフェラーリにコンマ3秒以上の差をつけるとともにロングランペースもよく、その記録を5戦連続に伸ばす可能性が膨らんできたと言えるかもしれない。

3番手4番手にはフェラーリ勢、5番手にレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが続いた。ハースのロマン・グロージャンが3強チームの一角を崩して6番手となり、それにピエール・ガスリー(レッドブル)が7番手で続く展開となった。

ハースはケビン・マグヌッセンも8番手に位置しており、いい形でスペインGP初日を終えている。9番手はマクラーレンのカルロス・サインツ。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが10番手となり、ホンダエンジン勢3台がトップ10入りを果たしている。トロロッソ・ホンダのルーキー、アレクサンダー・アルボンは12番手だった。

■フリー走行2回目トップ10ドライバー

トップ/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:17.284
2番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:17.333
3番手/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:17.585
4番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:17.673
5番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:18.035
6番手/ロマン・グロージャン(ハース・フェラーリ) 1:18.153
7番手/ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ) 1:18.238
8番手/ケビン・マグヌッセン(ハース・フェラーリ) 1:18.355
9番手/カルロス・サインツ(マクラーレン・ルノー) 1:18.658
10番手/ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ) 1:18.722

F1スペインGPフリー走行3回目は、明日の日本時間19時から始まる。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック