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【FP3レポート】ホンダ勢3台が予選に向けて順調な仕上がり/F1アゼルバイジャンGP

2019年04月27日(土)20:32 pm

2019年F1第4戦アゼルバイジャンGPが4月27日(土)、バクー市街地サーキット(1周6.003km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間19時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのシャルル・ルクレールがトップに立った。

●【FP3結果】2019年F1第4戦アゼルバイジャンGPフリー走行3回目のタイム差、周回数

60分で行われるセッションが開始10分を迎えるころからメルセデス勢、フェラーリ勢が走行を開始していく。メルセデス勢がここに持ち込まれたドライタイヤの中で中間に位置するミディアムタイヤで最初の走行プログラムを組む一方、フェラーリ勢は最初から一番柔らかいソフトタイヤで臨んでいく。

セッション前半はルクレールがトップに立ち、チームメートのセバスチャン・ベッテルが2番手。3番手にミディアムタイヤのルイス・ハミルトンが続く展開となる。

セッションが折り返し点を過ぎた時点ではそれにトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが続き、ホンダエンジン勢が4番手、5番手、6番手に位置する好調ぶりを示した。

一方、もう1台のホンダエンジン搭載車であるレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーはこの時点で最下位の20番手に位置していた。これは、昨日のフリー走行2回目で車両重量検査指示に従わなかったペナルティーとして決勝はピットレーンからのスタートとなることが確定しているため、ほかのドライバーとはまったく異なる決勝重視のプログラムを行っていただめだと考えられる。

その後、ドライバーたちが新品ソフトタイヤに履き替えて本格的な予選シミュレーションを開始。ソフトタイヤに履き替えたメルセデス勢だが、フェラーリのタイムには届かない。

するとセッションの残り時間が10分ほどとなったところでフェルスタッペンが2番手に浮上する。この時点でトップのルクレールにコンマ2秒差と迫った。

ところが、その2分後にルクレールがベストタイムをさらに短縮し、1分41秒604をマーク。ベッテルも41秒台に入れてきたもののルクレールのタイムにはコンマ2秒ほど届かない。

結局、フェラーリがライバルたちに予想以上の大差をつけて予選前最後の練習セッションを終えている。3番手にはトップから1.248秒差でフェルスタッペン、4番手に同じく1.460秒差でメルセデスのバルテリ・ボッタスが続いた。

トロロッソ・ホンダの2台も順調にトップ10入りを果たし、今季初の予選Q3進出を射程圏内に入れている。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:41.604
2番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:41.802
3番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:42.852
4番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:43.064
5番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:43.176
6番手/ダニール・クビアト(トロロッソ) 1:43.223
7番手/ケビン・マグヌッセン(ハース) 1:43.294
8番手/アレクサンダー・アルボン(トロロッソ) 1:43.300
9番手/セルジオ・ペレス(レーシングポイント) 1:43.430
10番手/キミ・ライコネン(アルファロメオ) 1:43.537

F1アゼルバイジャンGP予選は、このあと日本時間22時から始まる。

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