レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、燃料パートナーであるエクソンモービルが供給するF1燃料がホンダエンジンのパワー向上に貢献していると示唆した。
最近、フェラーリのエンジンの合法性に疑惑の目が向けられていると報じられていた。
その発端となったのは、ホーナーがフェラーリが使用している燃料は「グレープフルーツジュース」の香りがすると語ったと報じられたことだった。
だが、ホーナーはドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』に対し、フェラーリが何か違法なことをしているという意味でそう語ったわけではないと次のように語った。
「疑惑というのは誤った言葉だよ」
「フェラーリがエンジンに関して非常にいい仕事をしているのは確かだ。そして燃料の効果も過小評価するわけにはいかないよ」
「我々のパートナーであるエクソンモービルもホンダのパワーをさらに発揮させるために素晴らしい進歩を示しているよ。そこはとりわけ興味深い開発エリアだ」
一方、現時点では最強エンジンを手にしたと言われているフェラーリのマッティア・ビノット(チーム代表)は、ここまで3戦連続でメルセデスに1-2フィニッシュを許したこともあってか、次のように語っている。
「メルセデスのスピードを見れば、彼らも非常に強いと思っているよ。だから、彼らにもどうしてそれほどうまくやれているのかを尋ねるべきじゃないかな」