F1第3戦中国GPが4月13日(土)に上海国際サーキットでの予選を終えて、田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
●【予選結果】2019年F1第3戦 中国GP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今日の予選は、レッドブルの2台がQ3に進出し、フェルスタッペンが5番グリッド、ガスリーが6番グリッドを獲得しました。明日の、両ドライバーがいいレースをしてくれるのを楽しみにしています。
トロロッソ・ホンダのクビアトは、0.022秒という僅差でQ3進出を逃してしまいましたが、スタート時のタイヤを選べる11番グリッドにつけたため、明日のレースではポイント獲得を期待します。
アルボンについては、FP3でのクラッシュにより、予選への出場がならず、明日はピットレーンからのスタートになります。ただ、彼に怪我がなかったことは幸いでした。
ここ上海インターナショナル・サーキットではオーバーテイクのチャンスも多いですし、プラクティスでのマシンの仕上がりがよく速さがあるので、レースでは力強い走りを見せてくれると信じています。
なお、クラッシュ時に搭載していたPUについては、すぐにHRD-Sakuraに返送し、各コンポーネントのダメージ状態の確認を行います」