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シルバーストン、2020年以降のF1開催継続交渉が「最終段階」に

F1イギリスGPの開催地として知られるシルバーストンが来年以降もF1カレンダーに残る可能性がさらに高くなってきたと報じられている。

2027年までF1開催契約を結んでいたシルバーストンだが、現在の契約条件では財政的にF1開催を継続することは不可能だとして契約解除条項を行使して2019年で契約を打ち切ることを決定していた。

しかし先週、F1オーナーであるリバティ・メディアが5月中にシルバーストンと2020年以降の新契約を結ぶ用意をしていると報じられた。

そしてこのほど『Financial Times（フィナンシャル・タイムズ）』も、「この件に関与している複数の関係者」が、シルバーストンは新契約に向けた交渉の「最終段階」に来ていると語ったと報じている。

『Financial Times（フィナンシャル・タイムズ）』はその記事の中で、ある関係者による次のようなコメントを引用している。

「シルバーストンには価値がある」

「チェイス（F1最高責任者のチェイス・キャリー）はF1の歴史の中心部を維持したいと思っている」

シルバーストンは1950年に現在のF1世界選手権の初戦を開催したサーキットとして知られている。