【F1テスト3：初日】フェラーリでF1デビューのミック・シューマッハ「信じられないパワーなのにスムースだった」
F1公式テスト3回目が4月2日(火)から2日間の日程でバーレーン国際サーキットで始まった。
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2019年4月2日(火)、ミック・シューマッハがフェラーリでF1デビューを果たし、56周を走行した。
午前9時過ぎに、7度の世界チャンピオン、マイケルの息子、ミック・シューマッハがフェラーリSF90でF1を初めてドライブした。
フェラーリドライバーアカデミー（FDA）に所属しているシューマッハは、先週末にはプレマチームからF2デビューを果たしたばかりだ。まず、インスタレーションラップを行い、通常のチェックとしてピットインした。
数分後、昨日サーキット周辺を襲った砂嵐によってコースが非常に汚れていたにもかかわらず、ミックは始めての走行を始め、コンスタントなペースで一連の走行をまとめてあげた。
この日のもう一つのトピックは、時折雨が降る天気だった。雨によって午前中の走行時間は短縮された。昼休み前には、シューマッハは33周を走行していた。
午後になってもまだ雨が降り止まず、シューマッハは午後5時頃にやっとコースに戻ることができた。タイヤとセットアップ作業を含むプログラムに取り組んでいる間、シューマッハは徐々にSF90を乗りこなして23周を走行。初日は合計56周を走行した。これは303kmに相当し、日曜日のレース距離より1周少ない距離だ。ベストタイムは1:29.976だった。
最終日となるバーレーン2日目には、セバスチャン・ベッテルがドライブする予定だ。ミック・シューマッハはテスト2日目、アルファロメオ・レーシングをドライブすることになる。
■ミック・シューマッハ（フェラーリ）
カーナンバー29
ベストタイム 1:29.976 2番手
「今日は本当に楽しかったよ。僕がすごく若い頃から僕のことを知っているたくさんの人たちと一緒にいたから、最初の瞬間からガレージの中はホームのように感じたんだ。
SF90が持っているパワーは信じられないほどなのに、運転するのはスムースなんだ。それが僕がとても楽しんだ理由だよ。
F1カーが持っているブレーキングパワーには感銘を受けた。僕にはブレーキをもっともっと遅らせてもクルマはターンできただろうね。この素晴らしい機会を与えてくれたフェラーリに感謝したいと思う。明日はアルファロメオをテストするのを楽しみにしているよ」
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