F1公式テスト3回目が4月2日(火)から2日間の日程でバーレーン国際サーキットで始まった。
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昨シーズン限りでF1の第一線を退いたフェルナンド・アロンソが早速F1に復帰した。
昨年11月のアブダビGP以来、初めてF1カーを運転するフェルナンドは、朝9時にコースへ一番に出ていった。かつてのダブルF1ワールドチャンピオンは、2020年のタイヤを評価するピレリのテストカーをドライブした。ルールに従って、アロンソのMCL34のスペックは、F1バーレーンGP決勝レースでの空力セットアップを使用していた。
■フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
「今日はクルマに乗れてポジティブな日だった。F1カーは世界最速のクルマだから、運転するのはいつも楽しいよ。ドライバーとしてはスピードとアドレナリンを感じるのはうれしいことさ。日中に雨が降ったけど、良い日だった。
クルマは昨年からあらゆる面で一歩前進している。クルマのグリップ力が増し、ストレートでの空気抵抗によるうんざりするような遅さが減っているよ。エンジンは一段改良されているし、全体的にパッケージとして正しい方向に進んでいるし、フロント争いに近づいているよ。
最初の2レースでは、上位3チームと競争したいと考えると、さらにもう1つのステップがあることは分かっていたけど、最初のステップとして、これは良いベースラインで、優れた開発プログラムだと思う。
先週末のF1バーレーンGPでポジティブな週末を過ごせたことは嬉しかった。これが今シーズン最後まで続くことを願っている。
F1でのレースを辞める、という決断については後悔していないし、チームにはすごく満足しているよ」
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