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【ホンダF1】1991年以来の3台ポイント獲得、2006年以来の3台トップ10

2019年04月01日(月)6:36 am

F1第2戦バーレーンGP決勝レースをホンダが振り返った。

●【決勝レース結果】2019年F1第2戦バーレーンGP決勝レースのタイム差、周回数

■ホンダF1のF1バーレーンGP

シーズン2戦目となるバーレーンGPは、パワーユニット(PU)にトラブルを抱えリタイアするマシンが続いた中で、Honda製PUを搭載した4台がすべて完走を果たし、そのうち3台がポイント獲得を果たした。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング

5番グリッドからスタートしたアストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、スタート直後にマクラーレンのカルロス・サインツに先を行かれるものの、すぐにポジションを奪い返し、5番手で走行を続けた。

各車2ストップ作戦を採る中で、いち早くピットインする戦略により、一時はメルセデスのバルテリ・ボッタスを抜いて4番手に上昇したものの、その後再度オーバーテイクされた。

37周目に2位を走っていたフェラーリのセバスチャン・ベッテル選手がスピンとフロントウイング破損によって順位を落としたことで4番手に浮上。その後もボッタス選手を追いかける展開が続いた。

残り10周となった47周目、トップを走るフェラーリのシャルル・ルクレールのPUにトラブルが発生してペースダウン。フェルスタッペンは30秒以上あった差を1周約5秒のペースで詰めていった。

あと2秒差まで迫り、2戦連続の表彰台がほぼ確実と思われた55周目、残り2周で他車のトラブルによるイエローフラッグとセーフティカーが導入。その結果、レースは追い抜きが禁止された状況で全車チェッカーフラッグとなり、フェルスタッペンは惜しくも4位でレースを終えた。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ

13位のポジションからスタートしたピエール・ガスリーは、なかなかペースが上がらない中でも我慢強くレースを続けた。

特に2スティント目のソフトタイヤを上手にマネージし、いくつかのオーバーテイクを見せながら30周持ちこたえたことが奏功し、最終的には今季初ポイントとなる8位でレースをフィニッシュした。

レッドブル・トロロッソ・ホンダのルーキー、アレクサンダー・アルボンは12番グリッドからスタートしながら、波乱のレースを完走。一時はガスリーをオーバーテイクするなど力強い走りを見せ、2戦目にしてキャリア初入賞。初めてのポイントを獲得した。

一方のダニール・クビアトは、12周目にアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィと接触してスピンを喫し、後方からレースを展開する形になった。懸命な追い上げを見せたが、ポイント獲得には至らず、12位でレースを終えた。

■ホンダ、1991年以来の3台ポイント獲得、2006年以来の3台トップ10

Honda製エンジンを載せるマシンが3台トップ10入りするのは、2006年第18戦ブラジルGP以来、3台のポイント獲得は1991年の開幕戦米国GP以来となる。

●【決勝ハイライト動画】ルクレール“不運と幸運”、ホンダは3台ポイント獲得、見どころ満載のF1バーレーンGP

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