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F1スペインGP開催契約延長交渉がスタート

2019年03月23日(土)5:45 am

F1スペインGPの開催サーキットであり、近年はプレシーズンテストでも使用されているバルセロナ-カタルーニャ・サーキットだが、現在のF1開催契約は今年までとなっている。

今季は全21戦のF1グランプリが開催される予定だが、今年に入ってそのうちの16レースを主催するプロモーターたちがF1プロモーター連合と呼ばれるグループを結成し、F1オーナーのリバティ・メディアに対して契約の見直しを訴える活動を起こしたことが明らかとなっている。

バルセロナでのスペインGPに加え、シルバーストンで開催されているイギリスGP、モンツァでのイタリアGP、ホッケンハイムでのドイツGP、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催されているメキシコGPの開催契約が今年で満期を迎えることになっており、リバティ・メディアにとってはそれらのサーキットとの延長交渉が今年の大きな課題のひとつとなっている。

そんな中、『EFE通信』を含むスペインのメディアが報じたところによれば、リバティ・メディアの一員であり、現在F1最高経営責任者の職にあるチェイス・キャリーが21日(木)に、カタルーニャ議会においてサーキット責任者たちと会い、来年以降のスペインGP開催に関する本格的な協議が開始されたという。

バルセロナ-カタルーニャ・サーキットが出した声明には、カタルーニャ州はリバティ・メディアに対し、2020年以降もF1開催を継続する「意思があることを示した」と書かれている。

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