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「ファステストラップポイントは僕らには関係ない」とハースのドライバーたち

2019年03月21日(木)8:58 am

ハースF1のケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンが、今年から新たに導入された「ファステストラップポイント」を批判した。

このファステストラップポイントは、決勝で10位以内に入賞したドライバーが最速ラップタイムを刻んだ場合にのみ、そのドライバーとチームに1ポイントのボーナスが与えられるというものだ。

F1モータースポーツ担当マネジングディレクターを務めるロス・ブラウンは、その新ポイントシステムによってメルボルンで行われた今季の開幕戦オーストラリアGP決勝は終盤がこれまで以上に活気づくものとなったと語り、次のように続けた。

「あれこそが我々とFIA(国際自動車連盟)があのアイデアを思いついたときに描いていたものだった」

だが、ハースで3年目のシーズンを迎えたマグヌッセンは、このルールの恩恵にあずかることができるのはトップチームたちだけだと母国デンマークの『Ekstra Bladet(エクストラ・ブラデ)』に次のように語った。

「残念だよ。あれは僕たちには手にすることができないポイントだからね。あれはあまり必要ではないよ」

「僕に言わせれば、あれは分配されるランダムポイントに過ぎないんだ」

実際のところ、ブラウンもメルボルンでのレースで実際にファステストラップポイントを狙いに行ったドライバーは、そのポイントを手中に収めたバルテリ・ボッタス(メルセデス)と、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、そしてマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)しかいなかったと認めている。

マグヌッセンのチームメートであるグロージャンも、「あれはトップチームのものさ」と語り、次のように付け加えた。

「中団グループでは、それによって何も変わらないよ」

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