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ハミルトン「オーストラリアでのペース不足の原因が分かってうれしい」

2019年03月20日(水)19:23 pm

今年通算6回目のF1ドライバーズタイトル獲得を狙うルイス・ハミルトン(メルセデス)が、先週末に行われたF1開幕戦オーストラリアGP決勝後に自分のクルマがダメージを負っていたことが分かったのは「うれしかった」と語った。

メルボルンで行われた今季の開幕戦でポールポジションを獲得したハミルトンだが、レース開始早々2番グリッドからスタートしたチームメートのバルテリ・ボッタスにトップの座を奪われると、その後は反撃するチャンスもないまま2位で今季初戦を終えていた。

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンにオーバーテイクを許すまでそのハミルトンの後ろを走っていたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、今年のオーストラリアGP決勝でのハミルトンのドライビングは少し奇妙だったと次のように語った。

「ルイスが何をやっていたのかは分からない」

「多分、彼はスタートで負けてしまったから、退屈で、楽しくなかったんじゃないかと思うよ」

だが、ハミルトンはレース後のチェックで自分のクルマのフロアがダメージを負っていたことが分かったのだと語り、次のように続けた。

「原因が見つかってうれしいよ」

「これから新たなページをめくっていくことになる」

1998年から2年連続でF1チャンピオンとなったフィンランド出身元F1ドライバーのミカ・ハッキネンは、今後ハミルトンが反撃に転じていくだろうと予想しているものの、自分の後輩にあたるボッタスの活躍にも期待を抱いているようだ。

「今回の結果にルイス・ハミルトンがどのように反応していくのかが興味深くなるだろうね。僕たちは彼が2位でゴールすることに興味がないことは知っているし、とりわけ自分のチームメート相手ではね」

『Unibet(ユニベット)』の自分のコラムにそう綴ったハッキネンは次のように付け加えている。

「ルイスとしては今回のバルテリの勝利は1回限りのことにしたいと思っているだろう。だが、これと同じことがバーレーン(第2戦/31日決勝)あるいは中国(第3戦4月14日決勝)でも繰り返されることになれば、チームでの力関係がどのように変化していくのかを見るのが楽しくなるだろうね。戦いはまだ始まったばかりだよ」

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