F1開幕戦オーストラリアGPの決勝レースが日本時間14時10分にスタートし、予選2番手からスタートしたバルテリ・ボッタス(メルセデス)が優勝した。ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)は大きく離されて2位フィニッシュだった。
●【決勝タイム結果】2019年F1第1戦オーストラリアGP決勝のタイム差、周回数
スタート直後に母国グランプリを迎えているダニエル・リカルド(ルノー)が芝生に出てしまい、自らフロントウイングを壊してしまうトラブルから始まった。
11周目、カルロス・サインツ(マクラーレン)が「ロストパワー!ロストパワー!(パワーがなくなった!)」と無線で叫び、今シーズン初のリタイアとなってしまった。
31周目、4番手を走行するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を3コーナーのアウト側から華麗にオーバーテイクした。ホンダパワーがフェラーリをオーバーテイクするという印象的なシーンとなった。
セバスチャン・ベッテルはメルセデスから大きく離されており、タイヤに苦戦しているようだ。シャルル・ルクレール(フェラーリ)がハードタイヤ(ホワイト)へ交換したことからも、フェラーリ勢がタイヤに苦しんでいるのが分かる。
■レッドブル・ホンダ、3位表彰台!
そして待ちに待ったホンダの表彰台が2019年のF1開幕戦で達成された。しかもレッドブル・ホンダのフェルスタッペンは4番手スタートからフェラーリをコース上でオーバーテイクしての表彰台だ。今年は戦えることを証明した。
リタイアは、カルロス・サインツ(マクラーレン)、母国グランプリのダニエル・リカルド(ルノー)、ロマン・グロージャン(ハース)の3名だ。