NEXT...F1開催スケジュール

【FP2レポート】レッドブル・ホンダが3番手4番手/F1オーストラリアGP

2019年03月15日(金)15:57 pm

2019年F1第1戦オーストラリアGPが3月15日(金)、アルバート・パーク・サーキット(1周/5.303km)で開幕。現地時間16時(日本時間14時)から行われたフリー走行2回目でルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップに立った。

●【FP2タイム結果】2019年F1第1戦オーストラリアGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

セッションが開始されると各ドライバーがこのサーキットに持ち込まれたドライタイヤの中で中間に位置するミディアムタイヤもしくは一番硬いハードタイヤでコースに入っていく。

セッション開始から18分ほどが経過したところでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを刻むが、その後すぐにメルセデス勢がそのタイムを更新。ハミルトンがトップに立ち、バルテリ・ボッタスがそれに続いていく。

セッションが3分の1を消化したあたりから一番柔らかいソフトタイヤでのショートランを行うドライバーが増え始める。だが、どのドライバーもメルセデス勢がミディアムタイヤで刻んだタイムには手が届かない。

そのメルセデス勢もソフトタイヤに履き替え、ハミルトンがベストタイムを1分22秒600にまで縮め、ボッタスもそれに0.048秒差で続いた。

レッドブル・ホンダはフェルスタッペンがミディアムタイヤでのロングランを続ける一方、ソフトタイヤに履き替えたピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)がメルセデス勢に続く3番手タイムをマーク。

その後ほとんどのドライバーが決勝を想定したロングランプログラムを展開する中、セッションの残り時間が20分を切るあたりでフェルスタッペンが初めてソフトタイヤでコースイン。

フェルスタッペンはアタック中に小さなミスを犯すものの、メルセデス勢に次ぐ3番手タイムをマーク。これでレッドブル・ホンダ勢が3-4体制を築いた。

バルセロナで行われたプレシーズンテストではメルセデスに差を付けたと見られていたフェラーリだが、このセッションではセバスチャン・ベッテルが5番手、シャルル・ルクレールは9番手にとどまった。

一方、昨年からホンダエンジンを搭載しているトロロッソは、ダニール・クビアトが11番手、ルーキーのアレクサンダー・アルボンは17番手でこのセッションを終えている。

比較的順調な初日を迎えたように見えるレッドブル・ホンダだが、セッション終了直前にガスリーがチームに無線で「パワーが無くなった」と伝え、何かしらのトラブルが発生したことを示唆する一幕もあった。

■フリー走行2回目トップ10ドライバー

トップ/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:22.600
2番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:22.648
3番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:23.400
4番手/ピエール・ガスリー(レッドブル) 1:23.442
5番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:23.473
6番手/キミ・ライコネン(アルファロメオ) 1:23.572
7番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:23.574
8番手/ダニエル・リカルド(ルノー) 1:23.644
9番手/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:23.754
10番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:23.814

F1オーストラリアGPフリー走行3回目は、明日の日本時間12時から始まる。

●【FP2動画】ガスリー「パワーが無くなった・・・」F1開幕戦オーストラリアGPフリー走行2回目

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック