いよいよ2019年のF1シーズンが今年もオーストラリアGPから始まる。
ホンダは2019年シーズンからスクーデリア・トロロッソに加えてアストンマーティン・レッドブル・レーシングにパワーユニット(PU)供給を開始する初年度となる。
■ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
「テストでは多くの周回をこなし、すごくいい仕事ができたと思う。さらに、最も重要なのはテストで出た課題を解決していくことで、コースへ出るたびによくなっているように感じた。それがどの程度なのかは、時間が経つまで分からない。
ホンダとの初仕事もかなりスムーズにいった。彼らは一生懸命だったし、パフォーマンスについても、最初の数戦が終わって、僕らの立ち位置が見えてくると思う。
トロロッソは、チーム全体にポジティブな雰囲気が流れている。全員がハードワークをして、進むべき方向に集中しているので、これをレースでも継続していければと思う。
開幕戦を心から楽しみにしているよ。1年のブランクを挟んで、またメルボルンに戻ってこられるのはうれしいよ。ワクワクしているし、この瞬間を待ち焦がれていたが、自分の仕事に集中しなければならない。
メルボルンはテクニカルサーキットで、バラエティーに富んだコーナーが配置されている。また、路面はバンピーなので、マシンコントロールの腕も試されるよ。
さらに、レース終盤に向かって日が落ちてきて、コースに影が広がってくる点も厄介だ。常に注意を張り巡らせ、高い集中力が必要なんだ。だからこそ、いいラップを走れたときにはすごくいい気分になるね。
ポイントとしてもし1箇所挙げるとすれば、高速シケインかな。現代のマシンでドライブするにはすごくいいコーナーだよ。また、低速コーナーでは、クリーンで正確なラインを取り、正しい位置を走らなければならないんだ。
テストでしっかりと準備ができたから、メルボルンが楽しみだよ!」