セバスチャン・ベッテルが13日(水)に、今季のF1開幕戦オーストラリアGP(17日決勝)が開催されるメルボルンにおいて、今年のフェラーリF1マシンSF90につけたニックネームを明らかにした。
毎年自分が乗るF1マシンに女性の名前をつけることで知られているベッテルだが、今季のマシンは「リナ(Lina)」という名前で呼ばれることになったようだ。
だが、そのリナがベッテルに今年のF1タイトルをもたらしてくれるかどうかは分からない。
オランダ出身の元F1ドライバーであるヤン・ラマースも、今年のF1タイトル争いは予断を許さないものになるだろうと考えている。
「もちろん、フェラーリはすごく強いよ」
「だが、多くのひとたちが考えている以上にメルセデスはいい状態にあると私は思っている」
『De Telegraaf(テレグラーフ)』にそう語ったラマースは次のように付け加えている。
「その一方で、フェラーリには大きなアドバンテージがある。彼らはハースとアルファロメオからのフィードバックによって利益を得られるからだ。私はそのパートナーシップによって得られるものは、レーシングポイントとウィリアムズがメルセデスに対して提供するもの以上に有益ではないかと見ているよ」