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アルファロメオでの新たな挑戦に闘志を燃やすライコネンとジョビナッツィ

2019年03月08日(金)19:12 pm

アルファロメオのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィが、2019年のF1シーズンに向けて闘志を燃やしているようだ。

■2012年の再現を狙うライコネン

ライコネンは通算8年にわたって所属したフェラーリと2018年シーズン限りで別れ、かつてF1デビューを飾った古巣ザウバーに移籍。2019年はアルファロメオ・レーシングと名前を変えたチームで新たな挑戦を開始することになる。

2007年にフェラーリでF1チャンピオンに輝いたライコネンだったが、2009年シーズンを最後にそのシートを喪失。以後2年間はF1からは離れ、ラリーやNASCARに出走していた。

だが、2012年にロータスでF1復帰を果たしたライコネンはコンスタントにポイントを積み上げ、第18戦アブダビGPでは表彰台の中央に立つ活躍を見せてセバスチャン・ベッテル(当時レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(当時フェラーリ)に次ぐランキング3位でそのシーズンを終えたという実績を持っている。

2019年もその年と同じような活躍ができると思うかと質問されたライコネンはイタリアの『Automoto(オートモト)』に次のように答えた。

「そうだといいね」

「だけど、僕たちにどれほどの競争力があるのかは分からない。中団グループはものすごく接近しているからね」

「さらに、どこが1年を通じてクルマを速くできるかということにもかかってくる。僕たちも最初からいい仕事をして、そこから積み上げていけるよう取り組んでいくつもりさ」

■チームの昨年の勢いをキープしたいとジョビナッツィ

今季ライコネンのチームメートとして初めてのF1フルシーズンを戦うことになるジョビナッツィも今年のアルファロメオに大きな期待を抱いている。

「昨年、彼ら(ザウバー)は素晴らしいシーズンを送ることができた。最初は後方に沈んでいたものの、1年が終わるころには常にトップ10に入っていたよ」

そう語った25歳のジョビナッツィは次のように付け加えた。

「僕たちはその位置からスタートしなくてはならない。そこからシーズンを通じて改善していき、できる限り多くのポイントを持ち帰らないとね」

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