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【レッドブル】2021年以降のF1オーストリアGP開催継続は未定

2019年03月05日(火)17:25 pm

レッドブル首脳のひとりであるヘルムート・マルコが、2021年以降もF1オーストリアGPの開催を継続するかどうかはまだ決めていないと語った。

オーストリアに本拠を構える世界的エナジー飲料メーカーのレッドブルは、レッドブル・レーシングとトロロッソの2つのF1チームを有している。

そのレッドブルは、かつて2003年までオーストラリアGPの舞台となっていたA1リンクを買収してレッドブルリンクと改称。2014年に自らがプロモーターとなってオーストリアGPを復活させていた。

そのレッドブルリンクでのオーストリアGP開催契約は2020年までとなっている。

だが、2021年以降の開催に関して質問を受けたマルコは、『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。

「まだ発表できる段階ではないよ」

「決定するのは今年の末か、あるいは2020年の年明けころになるだろうね」

現在F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)、F1オーナー、各F1チームの間に結ばれているコンコルド協定(F1開催に関する条件などが定められた契約)は2020年に満期を迎えることになっている。

2021年以降の新契約内容に関しては現在F1オーナーのリバティ・メディアがバジェットキャップ(F1チームの予算上限値設定)の導入を含むいくつかの案を提示しているが、これが最終的にどういう形で決着することになるのかはまだ非常に不透明な状況だ。

マルコは少し前には、レッドブルが2021年以降もF1を継続するかどうかもまだ決まっていないと語っていた。もしもレッドブルがF1から撤退ということになれば、自動的にオーストリアGPもF1カレンダーから消えることになるのは間違いないだろう。

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