今年ウィリアムズのドライバーとして9年ぶりにF1復帰を果たすロバート・クビサが、開幕戦でいい成績を残すのは難しいだろうと語った。
今年のF1開幕戦オーストラリアGP(17日決勝)までにF1チームたちがサーキットで実走テストができるのは合計で8日しかない。
2019年型F1マシンの準備に遅れたウィリアムズはそのうちの2日を失っており、これはコンストラクターズランキング最下位からの脱出を目指すチームにとっては非常に大きなハンディキャップだと言わざるを得ない。
「複雑な心境だよ」
2回目のプレシーズンテスト2日目(2月27日)の走行を終えたクビサはそう語ると、次のように続けた。
「やっと通常のテストができるようになったのはうれしいよ。だけど、最初のレースまではあまり日数もないし、僕たちはまだ望んだレベルには到達していないからね」
「僕に求められるものが何であれ、僕は最善を尽くして自分の仕事をやっていくつもりさ」
「走行距離が少ない状態でオーストラリアに向かうのは明らかに不利だけどね」
そう語った34歳のクビサは、開幕戦での目標について質問されると次のように答えた。
「結果はどうあれ、いい仕事ができたと自分で思えるような週末にしたいんだ」
「恐らく、僕たちはみんなが期待しているような結果を残すことができるような戦いはできないと思うよ」