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アロンソが2020年のF1復帰を示唆「やめるのはもったいない」

2019年02月28日(木)19:08 pm

フェルナンド・アロンソが、2020年にF1復帰する可能性があると認めた。

今週、今年2回目のF1プレシーズンテストが行われているバルセロナ-カタルーニャ・サーキットにアロンソが姿を見せたことはすでに報じられている通りだが、マクラーレンは27日(水)にアロンソをチームのアンバサダーに指名したことを発表している。

そして、マクラーレンは、アロンソが今後いくつかのテストにおいて実際にステアリングを握る計画もあることも明らかにしている。

アロンソは、これに関して「僕はドライバーとエンジニアをつなぐリンクになるんだ」と説明している。

うわさでは、今週行われているプレシーズンテストで実際にアロンソがマクラーレン2019年型マシンのテストを行う可能性もあると言われていた。だが、アロンソはそれを否定し、次のように語った。

「現時点では、(カルロス)サインツと(ランド)ノリスにとって全ての周回が貴重だからね」

しかし、アロンソは今季もWEC(世界耐久選手権)や5月に行われるインディ500参戦の合間を縫って、全21戦で行われるF1レースのうちそのほぼ半分には顔を出すつもりだと語り、シーズン終盤には「クルマに乗るかもしれない」としている。

「(顔を出すレースの)ほとんどはシーズン後半になるよ」

そう語ったアロンソは次のように付け加えた。

「今後数か月は、インディ500とWECプログラムを優先することになるからね」

アロンソはさらに、今年はF1には出走しないものの、F1を「引退」してしまったわけではないと主張している。

「去年の僕は絶好調だったんだ。今やめるのはもったいないよ」

「だからこそ、僕は再びF1のことを考える前にいくつか最も有名なレースに出たいと思っているんだ」

「もし競争力のあるクルマで走るチャンスがあるなら、そうしたいと思っている。それには自宅のソファーに座っているだけじゃうまくいかないよ」

2020年のF1復帰を視野に入れているとすれば、アロンソがマクラーレンのアンバサダーとしてマシン開発にも関与するのは大いに意味のあることだろう。

アロンソは、単にサインツやノリスの話を聞くだけで「昨年のクルマの弱点のうち、どこが解決されており、どこが未解決のままなのか判断ができる」と語り、次のように付け加えている。

「そのために自分自身がクルマに乗る必要は、僕にはないんだ」

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