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【F1テスト2・1日目】トロロッソ・ホンダ「PUのシャシーへの影響は最小限。ホンダが冬に努力した成果」

2019年02月27日(水)6:30 am

プレシーズンテスト2回目の1日目(テスト5日目)の走行が終了した。この4日間のテストが、メルボルンでの開幕戦F1オーストラリアGPに向けた最終調整の場となる。

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ホンダにとっても、2年目のタッグとなるトロロッソと新パートナーのレッドブル・レーシングという2チーム体制での運用に慣れ、準備を進める最後の機会だ。

ホンダのパワーユニット(PU)は、今日まではすべて順調に進んでいる。

今日は、トロロッソのアレクサンダー・アルボンが103周を走行。ソフトタイヤ(レッド)のC4コンパウンドで、1分18秒649をマークして6番手でこの日のセッションを終えた。

■ジョディ・エジントン(スクーデリア・トロロッソ副テクニカルディレクター)

「今日はアレックスが走行を担当し、ロングランを含むさまざまなテストメニューをこなしました。

路面温度が徐々に上がる中、通常のプログラム通りエアロレイクをつけての走行など空力テストから一日をスタートしました。

この午前のテストで有益なデータを得ることはできたのですが、いくつかの小さな問題により、やや時間を消費してしまったために、予定していたテスト項目をすべて完了できなかったのは残念です。しかし、メカニック達のすばらしい作業のおかげで、影響を最小限にすることができました。

午後のセッションはまずC2タイヤに重点を置いてテストをし、一日で最も気温が高いときのタイヤの状況を知ることができました。セッション終盤では、今朝できなかった残りのテスト項目をこなすことができました。

PU側では、ホンダがテスト1の続きを行いましたが、シャシー側のプログラムへの影響は最小限に抑えてくれました。これは彼らがオフシーズンの間に努力をした成果の一つです。

多くの走行距離を稼ぎ、マシンの操作に慣れるための貴重な経験をすることができたので、アレックスにとって有益な一日となったのではないでしょうか。

そして、チームにとっても2019年度のマシンについて学習を進める助けにもなりました。明日にかけてデータ解析を行い、残りのテスト2をよりよいものにし、メルボルンに向けて着実に準備をしていきたいと思います」

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