プレシーズンテスト2回目の1日目(テスト5日目)の走行が終了した。この4日間のテストが、メルボルンでの開幕戦F1オーストラリアGPに向けた最終調整の場となる。
●【F1テスト2・1日目タイム&タイヤ】レッドブル・ホンダがミディアムタイヤで2番手!トップはマクラーレン
ホンダにとっても、2年目のタッグとなるトロロッソと新パートナーのレッドブル・レーシングという2チーム体制での運用に慣れ、準備を進める最後の機会だ。
ホンダのパワーユニット(PU)は、今日まではすべて順調に進んでいる。
今日は、トロロッソのアレクサンダー・アルボンが103周を走行。ソフトタイヤ(レッド)のC4コンパウンドで、1分18秒649をマークして6番手でこの日のセッションを終えた。
■アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
「今日は悪くなかったと思う。朝に問題が見つかり、出だしは少し遅れてしまったけれど、すぐに挽回し、多くの周回を走ることができた。
午後のセッションでは大きく前進することができた。マシンについて多くのことを学び、ロングランでの挙動も把握できたから、明日は今日得た成果を活かせればと思う。
僕自身まだマシンに慣れている途中で、勉強しなくてはいけないこともいくつかあるけれど、チューニングして合わせ込んでいけると思う。
高速時のマシンコントロールやレース中の『いつプッシュできるか、できないか』の見極めも、これからもっと走ればつかめてくると思う。
マシンにとってなにがベストか、そしてあと数週間でやってくる僕の初レースに向けて着実に準備ができたセッションになったよ」