プレシーズンテスト2回目の1日目(テスト5日目)の走行が終了した。この4日間のテストが、メルボルンでの開幕戦F1オーストラリアGPに向けた最終調整の場となる。
●【F1テスト2・1日目タイム&タイヤ】レッドブル・ホンダがミディアムタイヤで2番手!トップはマクラーレン
ホンダにとっても、2年目のタッグとなるトロロッソと新パートナーのレッドブル・レーシングという2チーム体制での運用に慣れ、準備を進める最後の機会だ。
4人のドライバーのうち、唯一ホンダのパワーユニット(PU)でのレース経験があるピエール・ガスリーはいくらか慣れている部分もあるが、それを差し引いても今日まではすべてが順調に進んでいる。
レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーは、ミディアムタイヤ(イエロー)のC3コンパウンドで136周を走行、1分17秒715をマークして0.006秒差の2番手でこの日のセッションを終えた。
■ピエール・ガスリー(レッドブル)
「今日は一日で多くのことをこなしたけれど、重視したのはマシンの挙動を理解することだった。
チームにとってはたくさんの空力テストとアイテムの評価を行うことができ、僕もマシンをさらに快適に乗りこなすことができるようになったんだ。
周回ごとによくはなったものの、まだたくさんの課題が残っていると思う。ペースは悪くはないと思うけれど、さらに自分たちのことに集中し、各日に用意したプログラムを着実にこなさなければいけないと思う。
多くの走行距離も稼ぐことができ、計画通りに遂行できているから、今のところはポジティブなテストにできているんじゃないかな。
ポテンシャルは確実に感じているから、できることに全力を注ぎ、引き続きチーム一丸となって努力していきたいと思う」