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コロンビア出身女性ドライバーがF2に挑戦「目標はF1」

2019年02月25日(月)19:44 pm

昨年までザウバーのテストドライバーを務めていた女性ドライバーのタチアナ・カルデロンが、今年はF1直下のカテゴリーであるF2シリーズに挑戦することが明らかとなった。

1993年にコロンビアで生まれたカルデロンはカートでレーサーとしてのキャリアをスタートし、2010年からフォーミュラカーレースに挑戦。2013年からヨーロッパF3に挑戦し、2016年からはGP3に戦いの場を移していた。

そのGP3と並行する形で2007年にザウバーと開発ドライバー契約を結ぶと、昨年はテストドライバーに昇格。第19戦メキシコGP後に行われたフィルミングデー活動でF1マシンのドライブも体験している。

そのカルデロンが2019年にはF2に参戦することが決定。所属チームはアーデンだ。

カルデロンは新たな挑戦に向けて次のように語っている。

「私のキャリアにおける新たな挑戦ですし、最終的な目標に向けて新たな一歩を踏み出すことになります。その目標はF1です」

今季のF2では、7度F1王者となったミハエル・シューマッハの息子であるミック・シューマッハや、かつてフェラーリでも活躍したジャン・アレジの息子のジュリアーノ・アレジ、そして日本人ドライバーの松下信治、さらにはウィリアムズのリザーブドライバーであるニコラス・ラティフィ、マクラーレンの育成ドライバーであるセルジオ・セッテ・カマラやニック・デ・フリースなど、そうそうたるドライバーたちがしのぎを削ることになる。

2018年のGP3をランキング16位で終えたカルデロンがどれほどのパフォーマンスをF2で見せることができるのかにも注目が集まることになりそうだ。

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