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【F1テスト3日目タイム&タイヤ】午前アルファロメオ、午後トロロッソ・ホンダがトップ!ウィリアムズ、デビュー

2019年02月21日(木)2:21 am

F1プレシーズンテスト3日目、いくつかの新たな驚きが起こった。

・アルファロメオのキミ・ライコネン、午前中そしてこれまでの総合ベストタイムとなる1分17秒台を記録。

・ウィリアムズが午後、ラッセルの手によってやっとコースデビュー。

・これまで速さを“隠して”いるメルセデス。ハミルトンは「フェラーリは“すごく、すごく強そうだ”」。

・終盤、ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)が総合トップタイムをマーク。

これまで1日目はセバスチャン・ベッテル、2日目はシャルル・ルクレールとフェラーリが連日トップタイムだった。

しかし3日目の午前はキミ・ライコネンが1分17.762秒というタイムを出し、元チームメートのフェラーリ&ベッテルよりも0.5秒も速いタイムを叩き出していた。

午後にはようやくウィリアムズFW42が走った。ウィリアムズFW42は今朝バルセロナに到着し、午前中は走行準備。そして午後、ジョージ・ラッセルの手によってFW42はコースへデビューしたが、23周の走行に終わった。

2日連続でのフェラーリのトップタイムを破るのはアルファロメオ&キミ・ライコネンと誰もが思っていた。しかし、残り15分というところでトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがトップタイムを出した。午前中にキミ・ライコネン&アルファロメオが出したタイムより0.058秒速いタイムでこの日のセッションを終えている。

中堅チームと言われるトロロッソ・ホンダがこのタイムを出したことで、4日目以降、16秒台も見えてきた。

■着々とデータ収集

1日目の最速タイムだったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は134周を走って4番手タイム。2番手タイムのキミ・ライコネン(アルファロメオ)は138周だった。

ホンダ勢は、最速タイムのダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)は137周、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は5番手タイムで109周を走った。

また、王者メルセデスとルイス・ハミルトンは未だその実力を見せることなくロングランを繰り返している。午後に登場したハミルトンはピレリタイヤのプロトタイプを装着して走行していた。

■【F1テスト3日目タイム】

P ドライバー チーム PU タイム TY
1 クビアト トロロッソ H 1:17.704 0.000 137 C5
2 ライコネン アルファロメオ F 1:17.762 0.058 138 C5
3 リカルド ルノー R 1:18.164 0.460 80 C4
4 ベッテル フェラーリ F 1:18.350 0.646 134 C3
5 フェルスタッペン レッドブル H 1:18.787 1.083 109 C3
6 ヒュルケンベルグ ルノー R 1:18.800 1.096 63 C4
7 グロージャン ハース F 1:19.060 1.356 69 C3
8 フィッティパルディ ハース F 1:19.249 1.545 48 C4
9 サインツ マクラーレン R 1:19.354 1.650 90 C3
10 ペレス レーシング● M 1:20.102 2.398 67 C3
11 ボッタス メルセデス M 1:20.693 2.989 88 C3
12 ハミルトン メルセデス M 1:20.818 3.114 94 PR
13 ラッセル ウィリアムズ M 1:25.625 7.921 23 C3

※PU=パワーユニット:M=メルセデス、F=フェラーリ、R=ルノー、H=ホンダ
※TY=タイヤ:C1は最もハード(白)、C3はミディアム(黄)、C5が最もソフト(赤)、PRはプロトタイプ

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