ホンダはイギリスでの四輪車製造撤退がF1活動に直接的影響を及ぼすことはないとしている。
今季はレッドブルとトロロッソの2チームにPU(パワーユニット)を供給しているホンダだが、それらは栃木県さくら市にある本田技術研究所HRD Sakuraで製造されている。
だが、ホンダはF1プロジェクト本部をレッドブルのファクトリーがあるイギリスのミルトンキーンズに置いている。
ホンダは19日(火)、現在シビックを製造しているイギリスのスウィンドンにある工場を2021年に閉鎖すると発表。その工場ではおよそ3,500人が働いているという。
このニュースに対し、20日(水)にはイギリスのメイ首相がホンダの今回の決定に失望の意を表明するなど、大きな波紋を呼んでいる。
当然、これが今後のホンダのF1活動にどういう影響を及ぼすのかも懸念されるところだ。
だが、フランスの『Ouest-France(ウエスト・フランス)』はホンダのスポークスマンが次のように語ったと報じている。
「このニュースがミルトンキーンズでの我々の活動やF1プログラムにまで広く影響を及ぼすことはない」