F1プレシーズンテスト2日目、レッドブル・トロロッソ・ホンダがアレクサンダー・アルボンが走行した。
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アルボンはF1マシンでの初のセッションとなった。そのアルボンは、走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの、その後は順調に走行を重ね、最終的には本日走行したドライバーの中で2番目に多い132周を走りきった。
明日は再びダニール・クビアトがステアリングを握る。
■ジョディ・エジントン(トロロッソ副テクニカルディレクター)
「アレックスにとっては、今日が初めての本格的な走行だったので、実りある、楽しい一日になったのではないかと思います。
インスタレーションで起きた小さな問題は、彼のせいではないですし、気温が低い難しいコンディションの中でしたが、走り出せばすぐにマシン、コースコンディション、タイヤの感触をつかんでくれました。
こうした経験もあり、アレックスはどんどん自信を深めていき、かなりの周回数を走行してプログラムをすべてこなしてくれました。
PUは今日も一日中スムーズで、我々はマシンの挙動に関わる重要なテストアイテムの検証を多くすることができました。これによって、短中期的に解析していくべき内容の方向性が明確になりました。
引き続き、優先事項は、マシンのさまざまな部分の特性を把握するとともに、並行して走行距離を蓄積していくことです。したがって、現時点でのパフォーマンスレベルはそこまで注視していませんが、今日の向上具合には満足しています。
明日はダニールが再び走行し、アレックスの作業を引き継いでテストを継続します。2019年型パッケージについての理解を深めていくのが楽しみです」