F1プレシーズンテスト2日目、レッドブル・トロロッソ・ホンダがアレクサンダー・アルボンが走行した。
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アルボンはF1マシンでの初のセッションとなった。そのアルボンは、走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの、その後は順調に走行を重ね、最終的には本日走行したドライバーの中で2番目に多い132周を走りきった。
明日は再びダニール・クビアトがステアリングを握る。
■#23 アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
「今日は人生で最高の一日と言っても過言ではないよ。本当にいい一日だった。
最初は、『午前中はスピンしてはいけない』と自分に言い聞かせてスタートしたのだけれど、懸念したとおりになってしまった。路面温度が低く、スロー走行するとタイヤが冷えてしまうのでスピードを落とすことも出来ないし、挙動が予測しづらく、まるで氷の上を走っているようだったんだ。
リズムをつかめてからはスムーズに走行できるようになり、問題も全く起きなかった。その後スピンを喫したことはあったものの、マシンの限界を探っている中で起こったものだ。
水曜日にフィルミングデーで数周走行したので、F1マシン初走行というわけではないし、シミュレーターでの経験も多いから、マシンがどのように動くかは頭に入っていた。しかし、このマシンでの高速走行の経験はすごく新鮮で、いい刺激を受けて大いに楽しむことができたよ。マシンを降りても笑顔のままでいるけれど、明日までずっとこの気持ちが続くのではないかと思っているんだ」