「完璧に近い」
フェラーリのセバスチャン・ベッテルはF1プレシーズンテスト初日の印象をそう語った。
●【F1テスト:1日目タイム表】一番の笑顔はベッテル、一番の驚きはマクラーレンとサインツ
ベッテルはこの日の最多となる2.5レース分の169周を走った。
それだけでなく、初日をピレリのC3(ミディアム)タイヤで1分18.161秒の最速タイムをマーク。それは2番手のカルロス・サインツを約0.4秒も引き離したタイムだ。
各チームが様々なプログラムを実行しているため、テストではラップタイムにあまりに多くの意味はないが、ベッテルが述べたように、フェラーリが初日から示した速さと信頼性は非常に強いものだ。
「僕たちはこれ以上もっと良い一日は望んでいなかったよ」
「信じられないと思ってたよ。車は本当にうまく動いていたし、僕たちを減速させるような問題は何もなかったんだ。僕たちはプログラム通りに実行し、さらにもう少し絞り出すことができたんだ」
「昨日(フェラーリのシェイクダウンテスト)の最初の印象は素晴らしくて、強かったけど、今日も同じだった。車はちゃんと動いているよ。僕は快適に感じるよ。今日は本当に十分な周回数をこなせたし、今夜はよく寝るつもりだよ。みんなとても幸せだよ」
「初日だしちょっと早いけど、2〜3週間では無意味だけど、今のところ、新ルールに取り組んできたファクトリーのみんなに大きな賛辞を贈るよ」
「今日彼らがサーキットを走らせたクルマは、ドライブする初日としては完璧に非常に近いよ。僕たちがした周回数など、昨年のクルマと比べて、明らかにすべてが優位に立っているよ。そのような観点から、それほど大きな悪い事は起こらなかった。とても良かったよ」
2日目はシャルル・ルクレールが走行する。