2019年シーズンのF1から2チームへパワーユニットを供給するホンダだが、プレシーズンテスト初日はトラブルフリーでスムーズに終えた。
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初日は、シャシー、PUともに基本的な機能確認を中心としたプログラムを消化。トロロッソのダニール・クビアトは77周を消化し、6番手のポジションで初日を終えた。
2日目はアレックス・アルボンが走行を担当する。
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■ジョディ・エジントン(トロロッソ副テクニカルディレクター)のコメント
「テストが始まり、真剣勝負の場に戻って新しいマシンの理解をスタートすることができ、よかったです。
今日はその第一歩というところですが、走るたびに疑問を解消できた一方で、新たな課題も同じくらい見つかりました。
序盤は気温が低かったこともあり、ロングランを行う前の基本的なプログラムを消化し、午後には安定したコースコンディションのもとで、少し長めの走行に取り組み、シャシー、PU、タイヤの状況を確認しました。
いくつか小さな問題を解決するためにガレージで時間を費やしたことで、明日に持ち越した内容もありますが、それでも今日はかなりいい一日だったと思います。
PUについてはホンダのメンバーが計画的にプログラムをこなしていき、スムーズにテストを消化することができ、順調です。
8日間のテストの初日ですから、これから多くのことをこなさなければなりません。新パーツを評価し、メルボルンに向けたチェック項目をつぶしていく作業が待っています。目の前の課題に集中していきます。
明日は、アレックスが初めてF1マシンで一日中走行することになります。我々はもっとSTR14を進化させる自信がありますし、アレックスもどんどん成長してくれるはずです」