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【フェラーリ】2019年型F1マシンには「革新的手法」も

2019年02月18日(月)19:09 pm

今季からフェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットが、2019年型フェラーリF1マシンにはいくつかの革新的技術が盛り込まれていると示唆した。

F1きっての名門チームであるフェラーリのチーム代表を務めるかたわら技術最高責任者も兼務する形となっているビノットはその役割を全うするのは大変ではないかと質問されると、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』に次のように答えた。

「その通りだ。それらは全く違う役割だからね」

「だが、幸いなことに、私は強力なチームを頼みにすることができる。誰もが自分がやるべきことをはっきりと理解しているよ」

フェラーリは15日(金)に2019年型マシン“SF90”を発表したが、ビノットはそのマシンは2018年型マシンの「進化型」であるものの、詳細部分については「急進的」な手法も取り入れてあると次のように語っている。

「我々はメルセデスとレッドブルがやってきたことを注意深く検証したんだ」

「我々は詳細部分を研究したが、みんなを讃えたいと思う。なぜなら、いくつか我々独自の興味深い革新が盛り込まれたからだ」

今年フェラーリのドライバーアカデミーメンバーに加わったロバート・シュワルツマンは、自分がそのSF90をシミュレーターで体験したときの印象を母国ロシアの『Championat(カンピオナ)』に次のように語っている。

「以前のクルマと比べると、変わった部分はかなり小さいしスピードもほぼ昨年のクルマと同じだね」

ともあれ、すでにセバスチャン・ベッテルが17日(日)にバルセロナでそのSF90のシェイクダウン走行を行っている。これは宣伝目的の撮影イベントとして認められている“フィルミングデー”活動として行われたものだ。

そのSF90は、18日(月)にバルセロナで始まる今季最初のF1公式プレシーズンテストでその力の片鱗を示すことになる。

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