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キミ・ライコネン「自分が歳をとったとは感じていない」

2019年02月15日(金)16:46 pm

キミ・ライコネンが、自分がF1ドライバーを続ける上で歳を取り過ぎているとは感じていないと主張した。

2018年シーズン限りでフェラーリのシート喪失が決まったライコネンだが、その後2001年にF1デビューを飾ったチームである古巣ザウバーに復帰することを発表。しかも2020年までの2年契約を結んだことが明らかとなっており、現役最年長F1ドライバーのライコネンが少なくとも41歳までF1で走り続けることが決まっている。

ザウバーは今季からアルファロメオ・レーシングと呼ばれることになるが、ライコネンはフェラーリの育成ドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィとチームを組んで2019年シーズンを戦うことになる。

ジョビナッツィは2017年シーズンの開幕戦と第2戦で、負傷欠場となったパスカル・ウェーレインの代役としてザウバーでレースに出走した経験を持っている。だが、フルタイムドライバーとして戦うのはもちろん初めてのことになる。

「サーキットに来て、ほかのドライバーたちが走るのを見るだけの2年は長かった。だけど、ついに素晴らしい瞬間がやってきたよ」

母国イタリアのテレビ局『Sky Italia(スカイ・イタリア)』にそう語った25歳のジョビナッツィは2019年のチームメートとなるライコネンについて次のように付け加えた。

「ライコネンは強いし、多くの経験を持っている。だから、僕は最初から彼に勝つことを狙うのはなく、シーズンを通じてそれを達成していくことを目標にしているんだ」

一方、ライコネンは、アルファロメオと名前が変わった古巣チームについて次のように語った。

「願望と情熱を持つ人たちがいるし、すごく可能性を秘めたチームだよ。いろんなことを改善していくためにはやることもたくさんあるけれど、いいスタートを切ることができるよう期待しているよ」

今年の10月には40歳となるライコネンだが、自分の年齢のことは全く気にしていないようだ。

「歳をとったなんて感じていないし、実際のところ、精神面では以前よりも若返ったと感じているよ」

そう語ったライコネンは、世界最高峰二輪選手権として知られるMotoGPで活躍するベテランライダーのバレンティーノ・ロッシに言及しながら次のように付け加えた。

「バレンティーノを見れば、彼も40歳の自分がやることを楽しもうとしているのが分かると思う。僕たちはこれからもベストを尽くして、もっと若い連中と戦い続けるよ」

ロッシは明日16日(土)に、ライコネンよりも一足早く40歳の誕生日を迎えることになる。

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