マクラーレン・レーシングは、2019年用の新車『MCL34』を発表した。
●【写真ギャラリー:F1新車】マクラーレン、2019年型『MCL34』はオレンジとブルーを踏襲もデザインに変更
ドライバーラインナップは、12年ぶりに一新し、カルロス・サインツ(24歳)とランド・ノリス(19歳)がドライブする。カルロス・サインツは5年目のF1シーズンをマクラーレンと始める。一方、ランド・ノリスは今年がF1デビューシーズンとなる。
マクラーレンは2019年を通してパフォーマンス・リカバリー・プログラムを継続している。
『ルノー E-Tech 19』エンジンを搭載した『MCL34』のコンセプトと設計プロセスは、シーズンを通してクルマを開発するための基盤を築くことにフォーカスを当てている。
『MCL34』は、1966年に創始者ブルース・マクラーレンがチーム初のF1グランプリに選んだ色を反映して、象徴的なマクラーレン・パパイヤオレンジをベースとしている。今年の計画は2018年からの進歩で、チームの幅広いレースの遺産を補完するブルーが特徴的だ。
チームは3つの新しいブランドが加わり30のパートナーで形成されている。
カルロス・サインツは「マクラーレン・カラーでレースをするのが楽しみだ。ファクトリーは僕の2番目の家だよ」と待ちきれない様子だ。
ランド・ノリスは「F1は子供の頃からの夢だった。昨年はフリー走行などで経験を積んだし、できる限りの事は学んできた。MCL34は素晴らしいし、今はただ運転したいよ」とF1デビューに向けて意気込みを語った。
ザック・ブラウンCEOは「MCL34は、マクラーレンに競争力を戻すプロセスの始まりに過ぎない」と述べ、次のように締めた。
「いつものように、我々は大胆に前進していくよ」
『MCL34』はスペインのバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで行われるシーズン前テスト(2月18から21日、2月26日から3月1日)で走行する予定だ。