ダニエル・リカルドが、今季ルノーで自分の決断が間違っていなかったことを証明したいと語った。
ルノーF1チームを率いるシリル・アビテブール(マネジングディレクター)は、新たにリカルドがドライバーラインアップに加わったことでルノーはどのチームと比較しても「最強」のドライバーをそろえることができたと考えている。
アビテブールは、2017年からルノーに在籍しているニコ・ヒュルケンベルグは「ものすごく過小評価されている」ドライバーであり、戦えるクルマさえ手にすれば十分にトップドライバーとして活躍できる人材だと主張している。
そこに、2014年からレッドブルで活躍しここまでに通算7勝をあげて今やトップF1ドライバーのひとりに数えられているリカルドが加われば鬼に金棒だということだろう。
トップ3チームのひとつであるレッドブルから今季ルノーへと移籍したオーストラリア出身ドライバーのリカルドは、今回の移籍は最終的にF1タイトル獲得を目指すために必要なことだったと次のように主張している。
「僕がここと契約したとき、多くの人たちが“どうしてそんなことをしたんだ?”と言っていたよ」
「なんだか真剣に考えた移籍ではないと考えている人もいるように感じている。だから、僕は自分が真剣であることを示したいと思っているんだ」と29歳のリカルドは付け加えた。