NEXT...F1開催スケジュール

【ハースF1】フェラーリとの関係には満足しているし今後もそれは変わらない

2019年02月11日(月)18:33 pm

ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーが、フェラーリとアルファロメオのことは自分たちにとって何の問題もないと主張した。

最近、昨年アルファロメオ・ザウバーという名称でF1にエントリーしていたザウバーが今季はその名称からザウバーを外すことが明らかとなった。

これはアルファロメオを傘下に置くフィアット・クライスラーがザウバーを完全買収し、アルファロメオのワークスチーム化する計画の一環ではないかとも考えられている。

2016年にF1挑戦を開始したアメリカのプライベートチームであるハースは、これまでフェラーリと密接な技術提携契約を結んできており、フェラーリの事実上のBチームだと言われることもあった。実際のところ、ハースが参戦3シーズン目の2018年にコンストラクターズランキング5位という成績をあげることができたのもそのコラボレーションのおかげであることは確かだろう。

だが、フェラーリがザウバーとの関係を深めつつあることで、その影響がハースに及ぶ懸念も出てきている。ハースが少なくともドライバーラインアップに関しては独自路線を歩んでいるのに対し、ザウバーは昨年フェラーリのジュニアドライバーであるシャルル・ルクレールをF1デビューさせたことに加え、今季もフェラーリ所属のアントニオ・ジョビナッツィをフルタイムドライバーとして起用することになっている。

つまり、今後フェラーリにとって支援すべき第一のチームがアルファロメオとなることは間違いなく、ハースにとってはそれが向かい風となる可能性も高いのではないだろうか。

しかし、シュタイナーはハースとフェラーリの協力関係には今後も何ら変わることはないと次のように主張している。

「ザウバーとアルファロメオで起きていることは我々には何の関係もないことだ」

「私はフェラーリにどうしろこうしろと言える立場ではない。彼らも私がそのことを尊重し、邪魔をすることがないということは分かっているよ」

『Speedweek(スピードウィーク)』にそう語ったシュタイナーは、次のように付け加えている。

「我々が約束されたものを得られる限りにおいて、そして我々がこれまでに受け取ったものに関して、私は満足しているよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック