F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、2019年2月18日(月)から始まるプレシーズンテストで使用するタイヤを発表した。
昨シーズンまでは7色あったドライタイヤだが、分かりにくいという意見もあり2019年シーズンから3色へと変更になった。呼称もハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)とシンプルになる。
しかし、タイヤの硬さや柔らかさといったコンパウンドはサーキットの特性によって異なるため、今回のテストではC1からC5までの5種類のコンパウンドを用意した。
そして5種類のコンパウンドを区別できるように、最も硬いタイヤのC1と、最も柔らかいタイヤのC5のサイドウォールには特別な仕様としてストライプを表示せずロゴの色だけを変えることで、5種類のコンパウンドを区別可能とした。
F1&カーレーシング責任者のマリオ・イゾラは次のように述べている。
「通常、我々は全レースで3色しか表示しないため、テストでも3色しか使用しません。しかし、我々は見ている人たちがコンパウンドを区別できるようにしたいため、最も硬いタイヤ(C1)と最も柔らかいタイヤ(C5)にはストライプのマークを付けません。(ピレリのロゴの)色だけが異なります。シーズン中のテストでも同様の予定です」。