ピエール・ガスリーが、2019年にトップチームのひとつであるレッドブルでマックス・フェルスタッペンと一緒にやれるというのは「夢見ていた状況」だと語った。
今週、レッドブルを率いるチーム代表のクリスチャン・ホーナーが、フェルスタッペンは今や昨年通算5回目のF1チャンピオンとなったルイス・ハミルトンが最も恐れているドライバーだと語ったと報じられている。
今年その最強レベルのドライバーのチームメートを務めるのは昨年ジュニアチームのトロロッソで初めてのF1フルシーズンを戦ったガスリーだ。
ガスリーは、ダニエル・リカルドが昨シーズン限りでレッドブルを離脱してルノーに移籍したことで、そのシートを手に入れるチャンスを得たものだ。
7日(木)に23歳の誕生日を迎えたガスリーは21歳のフェルスタッペンよりも年上となる。だが、ガスリーがF1ですでに4年の経験を持つフェルスタッペンから学ぶ立場となるのは確かだろう。
「僕にとってはすごく重要なシーズンだよ」
「3チームだけがほかのチームよりも抜きん出ている。フェラーリ、メルセデス、そしてレッドブルだ。2年目のシーズンを迎える僕が、23歳で、このうちのひとつのシートに座ることになるんだ」
ガスリーは母国フランスの『Ouest-France(ウエスト・フランス)』にそう語ると、次のように付け加えた。
「僕にとってはカートを始めたころからの夢だったんだ。僕は現時点で最も才能豊かなトップレベルのチームメートと一緒にやることになる」
ガスリーは少し前に、自分はナンバー2ドライバーの役割を務めるためにレッドブルに行くわけではないと語っており、評価の高いフェルスタッペンとの戦いで自分の真価を証明したいという気持ちを抱いているのは間違いないだろう。