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ルクレールがベッテルの“頭痛の種”となる可能性も

2019年02月06日(水)5:15 am

2013年までレッドブルでセバスチャン・ベッテルとともに戦っていた元F1ドライバーのマーク・ウェバーが、今季フェラーリのシートを得たシャルル・ルクレールがベッテルを悩ませる活躍を見せる可能性もあるだろうと語った。

2019年シーズンに向け、いくつかのF1チームに大きな変化が生じている。

フォース・インディアは新オーナーのもとでレーシングポイントと名前を変え、ザウバーも正式にアルファロメオ・レーシングと名称が変わることになる。

また、長年のエンジンパートナーであったルノーとの関係を解消し、ホンダをワークスエンジンサプライヤーとして迎えたレッドブルがどういうパフォーマンスを見せるのかにも注目が集まるのは間違いない。

そして、マウリツィオ・アリバベーネを更迭して、その後任に技術トップの座にあったマッティア・ビノットを据えるという組織改編を行ったフェラーリがメルセデスからF1タイトルを奪い取ることができるのかも2019年の大きな見所のひとつとなるだろう。

そのフェラーリはキミ・ライコネンに代えて、若い21歳のルクレールをベッテルの新たなチームメートに据えている。

こうしたチーム改造に取り組んできたフェラーリについて、ウェバーは『Speedweek(スピードウィーク)』に対し次のように語っている。

「2018年の状況を考えれば、フェラーリも何かを変える必要があったんだ」

「プレッシャーも大きかったし、セブ(ベッテルの愛称)にとっては新たなチャンスとなるだろうね」

さらに、昨年ザウバーでF1デビューを飾ったばかりのルクレールが4度F1チャンピオンとなった経験を持つベッテルと競い合うことができると思うかと尋ねられたウェバーは次のように答えた。

「彼にとってはビッグチームで大きなチャンスが与えられることになる。だが、まず彼に必要なのは経験を積むことだ」

「彼がセブの頭痛の種になる可能性はあるよ。特に予選ではね。だが、セブもそれを楽しみにしていると僕は思うよ」

そう語ったウェバーは次のように付け加えている。

「個人的には、僕はルクレールが大好きなんだ。彼がいるのはこのスポーツにとっていいことだ。彼は知的で速い。ほぼ洗練されていると言ってもいいほどだ。それに彼は本当のファイターだよ」

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