F1公式タイヤサプライヤーであるピレリが、今年のF1プレシーズンテストがまた天候の影響を受けるのではないかと懸念していることを認めた。
同じバルセロナで行われた昨年のプレシーズンテストは異常なほどの低気温に悩まされ、なんと降雪のためにまったく走行ができない日も発生してしまっていた。
こうしたことを受け、今年はより温暖なバーレーンでプレシーズンテストを行うことも提案されたものの、輸送コスト増加などの理由によりチームがその案に反対。結局今年も例年通りバルセロナでテストが行われることになっている。
だが、ピレリは今年のバルセロナも寒さに見舞われ、それによってテストが想定通りに進まないことも懸念される状況だと考えているようだ。
ブラジルの『Globo(グローボ)』は、ピレリ関係者が次のように語ったと報じている。
「1月を迎えるまで、バルセロナはまるで春のようだった。だが、今はかなり寒くなっているよ」
今年のバルセロナでのF1プレシーズンテストは1回目が2月18日(月)から21日(木)まで、2回目が同26日(火)から3月1日(金)にかけて合計8日間で実施されることになっている。