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リカルドがF1の最低重量ルール変更を歓迎「今年はもっと食事を楽しめる」

2019年01月30日(水)18:19 pm

ダニエル・リカルドが、長身で体重もあるドライバーにとって有利な方向へF1ルールが変わったのはよいことだと語った。

これまでのルールでは、F1マシンの最低重量にはドライバーの体重も含まれていた。ライバルたちとの戦いにおいてはクルマの重量が少しでも軽い方が有利であるため、特に身体が大きいドライバーの中にはかなり危険なレベルのダイエットを余儀なくされたケースもあったようだ。

だが、2019年にはそのルールが見直され、マシンとドライバーの重量がそれぞれ別に管理されるようになる。ちなみに、ドライバーとシートの合計重量が80kg以上であることが定められており、仮にその重量に満たない場合にはその分を補填するためのバラスト(おもり)をコックピット部分に搭載することになる。

このルール変更により、ドライバーの体重差がパフォーマンスに影響する度合いがこれまでよりも小さくなるのは確かだろう。

「僕たち全員がこれまでよりも食事を楽しめることになりそうだね」

微笑みを浮かべながらそう語ったリカルドは次のように続けた。

「僕は文句を言っているわけじゃないんだ。おちょくるわけじゃないけど、レース週末には多くのドライバーが自分自身を飢えた状態にしていたわけだからね」

「トレーニングだって、あまり強化プログラムはできなかったんだ。そうすれば筋肉が付くだけ(=体重が増える)だからね。これによって、もっと激しいトレーニングもできるようになるし、もっと食べられるようになる」

2014年から在籍していたレッドブルに昨年限りで別れを告げ、今年からルノーF1マシンのステアリングを握ることになったオーストラリア出身のリカルドは次のように付け加えている。

「だからと言って、僕たちがビール腹になるわけじゃないよ。僕たちはより筋力を高められるし、それはいいことでしかないからね」

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