バルテリ・ボッタス(メルセデス)が幸先のいい形で2019年をスタートしたようだ。
ボッタスは、母国フィンランドで行われたアルティック・ラップランド・ラリーに初めて挑戦し、ステージ優勝1回を達成。総合でも5位に食い込む活躍を見せた。
29歳のボッタスはレース後に「難しかったけれど、本当に楽しめるステージだったよ」と語っている。
2018年のF1シーズンでは思ったような活躍を見せることができなかったボッタスに関しては2019年が正念場となりそうだ。
昨年までフォース・インディアで走っていたエステバン・オコンが今季はメルセデスの控えドライバーを務めることになっているが、ボッタスの成績いかんでは来季のシートをオコンに奪われる可能性が高いと考えられている。
そのボッタスは、2019年のF1シーズンに向けて次のように語った。
「僕の目標は常に改善していくことだ。だから僕はチームと共に仕事を続けていくし、もっといいドライバーになるために努力するよ」
「もちろん、僕はもっとルイス(ハミルトン)に勝ちたいと思っている。過去2年でそうできた回数よりもっと多くね。それが難しい仕事になることは分かっているけれど、懸命にそれを目指していくよ」
そう語ったボッタスは次のように付け加えた。
「ルイスと僕の周りには優秀なチームがいるし、そのチームスピリットは素晴らしいんだ。だからそのチームから得られる強さはすごく大きかったし、今年もそれによって助けられるはずだよ」