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ルクレールはベッテルのための“目覚まし”？

元F1ドライバーであり、CARTで2度チャンピオンとなった経験を持つイタリア出身のアレックス・ザナルディは、フェラーリがシャルル・ルクレール起用を決めたのはセバスチャン・ベッテルに対する“警鐘”だったのかもしれないと考えているようだ。

ザナルディは、フェラーリが昨年ザウバーでF1デビューを飾ったばかりの21歳の若いルクレールを今季ベッテルのチームメートに起用したことについてコメントを求められると次のように答えた。

「すごく前向きな選択だね。それにベッテルの目を覚まさせるのにも役立つと思うよ。彼はそれを必要とはしていないだろうがね」

「ライコネンも素晴らしいチャンピオンだが、別の判断材料も必要だったんだ。ルクレールの才能は素晴らしいよ」

「だが、私はベッテルがチームのリーダーにとどまってくれることを望んでいる。最近のフェラーリの問題はドライバーではなかったからね」

そう語ったザナルディは、母国の名門F1チームがトップに返り咲くことを期待していると次のように付け加えた。

「クルマをもっと改善し、決してミスを犯すことのないハミルトン（メルセデス）を倒す必要があるよ」