インフルエンザにかかって入院していたニキ・ラウダ(メルセデス/非常勤会長)が退院したことが明らかとなった。
昨年の8月に肺の移植手術を受けたラウダは、昨年末に退院しイビサ島で静養しながら新年を迎えていた。
だが、その後インフルエンザを患ったラウダは手術を受けたウイーンの病院に再入院。ラウダが集中治療室で治療を受けていることが伝えられると、実際にはかなり重篤な状態なのではないかとの憶測もささやかれていた。
だが、『APA通信』がこのほど、ラウダの主治医であるウォルター・クレペトコ医師が再入院からほぼ2週間が経過した今週水曜日(16日)にラウダが無事に退院したことを認めたと報じた。
さらに、ドイツの『Bild(ビルト)』は、3度F1王座についた伝説的元F1ドライバーである69歳のラウダは2月18日(月)からバルセロナで開催される今季のF1公式プレシーズンテストで現場復帰を果たす計画をあきらめていないようだと伝えている。