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【マクラーレン】2019年型F1マシンは「昨年のものとは非常に違う」

2019年01月16日(水)5:16 am

マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザック・ブラウンが、マクラーレンは「昨年とは非常に異なる」2019年型F1マシンで近年の不調から抜け出すことに成功するだろうと語った。

■2019年のマクラーレンF1マシンは大きく変わる

「2018年のものと比べると、非常に違うクルマになるよ」

2019年型マクラーレンF1マシンについてイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』にそう語ったブラウンは、次のように付け加えた。

「ドライバーたちからの有益なフィードバックが必要になる。チームが発展するには両方のクルマでポイントを取る必要があるからね。彼らもそれは分かっているし、それがチームとしての目標なんだ」

■まだ時間は必要だとサインツ

ナンバー1ドライバーを務めていたフェルナンド・アロンソが昨シーズン限りで引退し、今季からは同じスペイン出身ドライバーであるカルロス・サインツがマクラーレンを率いていくことになる。

レッドブルの育成ドライバーとしてトロロッソから2015年にF1デビューを飾ったサインツは、2018年にはレッドブルからのレンタル移籍という形でルノーに所属していた。

しかし、昨年レッドブルとの契約を解消し、マクラーレンへ加入することを決断したサインツは、スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』に次のように語った。

「僕の独立はマクラーレンとの2年契約とともにやってきた」

「マクラーレンは非常にはっきりとした計画を持っているんだ。それによってマクラーレンを再び以前のような勝てるチームになることを願っているよ」

とは言え、サインツはマクラーレンがかつての強さを取り戻すにはまだ時間が必要だと考えているようだ。

「だけど、それは長期的計画なんだ」とサインツは付け加えている。

■チーム再編に満足するブラウン

しかし、ブラウンは2019年にはサインツと今季F1デビューを飾ることになるルーキーのランド・ノリスのために昨年よりは「いいクルマ」を与えることができるだろうと考えている。

「ライバルたちがどんなことを成し遂げたかは分からないし、競争は厳しい。とは言え、冬の開発は計画通りに進んだよ」

「アンドレアス(ザイドル/マネジングディレクター)がF1チームのマネジメント責任を負うことになる。私の役目は、自分たちが戦うことになるモータースポーツが何であれ、競争力のある基盤をマクラーレンに与えることだ」

そう語ったブラウンは次のように付け加えた。

「F1が我々にとって優先すべきものだし、私は正しいリソースとともに人材を適材適所に配置していかなくてはならない。アンドレアスやジェームス・キー(テクニカルディレクター)、そしてパット・フライ(エンジニアリングディレクター)がいるし、我々が作り上げたチームに私は本当に満足しているよ」

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