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【ハースF1】今後もフェラーリとの協力関係を維持するとチーム代表

2019年01月15日(火)16:56 pm

ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーが、今後もフェラーリとの密接なコラボレーションを継続していくつもりだと語った。

2016年にF1参戦を開始したアメリカ発のプライベートF1チームであるハースだが、当初からフェラーリと技術提携契約を結ぶというこれまでとは大きく異なるアプローチでF1への挑戦を開始。

これが功を奏してハースは参戦1年目に29ポイント、2年目には47ポイントを獲得するなど、近年の新規参入チームの中では傑出した成績を残している。

そして、3シーズン目となった2018年には93ポイントを稼ぎ出し、メルセデス、フェラーリ、レッドブル、ルノーに次ぐコンストラクターズランキング5位にまで上昇してきている。

2018年シーズン序盤からかなりの強さを示したハースに対し、ライバルチーム関係者の中にはハースのF1マシンは事実上フェラーリをコピーしたものだとの批判を行う者もあった。

だが、こうした意見に対し、シュタイナーはドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように反論した。

「実際に調べにきてみてくれとみんなを招待したよ。それに、我々はすべてのFIA(国際自動車連盟)テストに合格しているんだ。今でも調べたいという者がいるなら誰だって歓迎するよ」

「ここまでのところ、実際に来た者は誰もいないよ。なぜならみんなはただ我々を脅そうとしただけだったんだ。だが、おびえる必要がないものを脅そうとしても無駄さ。だから我々は言ってきたんだ。“いつでもどうぞ”とね」

シュタイナーは、これからもフェラーリとの技術協力関係は維持していくつもりだし、ルールが許す範囲においてフェラーリが設計したコンポーネントを使っていくという方針を変えるつもりはないと主張している。

「これまでにやってきたことをそのまま続けていくよ」

そう宣言したシュタイナーは次のように付け加えた。

「我々(ハースとフェラーリ)には非常にいい協力関係がある。すべて非常にスムーズに運んでいるし、これを変える理由など何もないよ」

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