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キミ・ライコネン「ザウバーでの挑戦にワクワクしている」

2019年01月11日(金)17:09 pm

キミ・ライコネンは、ザウバーは2019年から「素晴らしいこと」ができるはずだと考えている。

昨シーズン限りでフェラーリのシートを失ったライコネンだが、その後ザウバーと2年契約を締結。現在39歳のライコネンは少なくとも2020年までは現役最年長F1ドライバーとして活躍を続けることになる。

ザウバーは2017年には最下位チームだったこともあり、ライコネンのザウバー移籍が明らかとなったとき、そのニュースに驚いた者も少なくなかったはずだ。

だが、2017年にザウバーの新チーム代表に迎えられたフレデリック・バスールは当時決定していたホンダとのエンジン供給契約を白紙に戻すとフェラーリとの関係強化に動いた。

その結果、2018年はフェラーリの最新エンジンを搭載するとともに、アルファロメオをタイトルスポンサーに迎えることに成功。さらに、新たに加入したフェラーリ育成ドライバーのシャルル・ルクレールが大活躍を見せたこともあり、ザウバーは2018年のコンストラクターズランキングで8位に浮上している。

今季そのザウバーで走ることになった2007年のF1チャンピオンであるライコネンは次のように語った。

「新車で走行してみればだいたいどういう位置にいるのかが分かるだろうし、そこから始めていくよ」

「もちろん、これまでとは違う挑戦になるけれど、僕はそれを楽しんでいるよ」

「どうなりそうかということについてはみんなもいろいろ違う意見を持っているだろう。でも来年(2019年シーズン)になればわかるだろうし、全力を尽くしていくよ」

「僕たちには素晴らしいことを成し遂げるいいチャンスがあると思っている。それが僕たちをどこへ導くかなど誰にも分からないよ」

現在スイスに自宅を構えているライコネンは、さまざまな政治的動きにも左右される大規模チームのフェラーリからスイスにファクトリーを構える小規模チームのザウバーに移ったことで、これまで以上にレースそのものを楽しむことができそうだと次のように続けた。

「(ザウバーは)これまでいたところよりかなり小規模だよ。だけど、僕は本当に楽しみにしているんだ」

「いろんなことが違ってくるだろうけれど、目標は同じだよ。それは、いいレースをすることさ。あまりほかのことにとらわれず、もっと純粋にレースができるだろうと思っている」

そう語ったライコネンは次のように付け加えた。

「両者(チームと自分)のいずれにとってもいい結果となることを願っているよ。それに関してはいい感触を得ているし、そうしたいとワクワクしているんだ」

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