昨年トロロッソで走っていたブレンドン・ハートレーの父親が、最近息子に関して報じられたニュースは“ガセネタ”だと主張した。
ポルシェチームの一員としてWEC(世界耐久選手権)でタイトルを獲得する活躍を見せたニュージーランド出身ドライバーのハートレーは、2017年シーズン終盤にトロロッソのシートを獲得し、2018年はフルタイムドライバーを務めていた。
だが、期待された結果を残すことができなかったことにより2018年限りでそのシートを失ってしまったハートレーは、再びポルシェと契約を結んだことが明らかとなっている。
うわさによれば、ハートレーは2019-2020年シーズンから参戦を開始するポルシェのフォーミュラEチームのドライバーを務める可能性が高いと見られている。
そうした中、最近になってイタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』が、今年トロロッソでF1復帰を果たすことになったダニール・クビアトが昨年務めていたフェラーリのシミュレーター担当ドライバーの後任候補筆頭にハートレーがいると報じた。
この件について質問されたハートレーの父ブライアンはニュージーランドの『Newshub(ニュースハブ)』に次のように答えた。
「彼らはどこからこういう情報を得たのかね? 単なるうわさだよ」
「それは我々が目指している方向とはまったく違うものだ」
ブライアンによれば、ハートレーは現在母国ニュージーランドで休暇を楽しんでいるという。